みなさん、はじめまして。今回が初投稿になる「さどぐるめ」のライターのあんぶれらです。
当ブログ「さどぐるめ」では、佐渡で営業している色々なグルメや隠れた名店を探し出し、多くの人に知ってもらうことを目的にしています。今回は初投稿ということで、4月15日から17日まで開催された「さど食の陣」をピックアップしました。
「さど食の陣」は毎年2回行われているグルメの祭典で、佐渡で営業している飲食店を中心として、多くの出店が並ぶお祭りです。島外からの出店もあることから、島民がみんな楽しみにしています!
とはいえ、今回は新潟県でコロナウィルス感染が広がっている影響もあり、島外からの出店が少なかったです。それでも多くの人が集まっていましたから、どんなグルメがあったのか、実際に食べてみたレポートをしていきます。
「さど食の陣」に興味のある方は、ぜひ本記事を読んで次回参加してもらえると嬉しいです!
今回の出店は19店舗!
毎年恒例になってきた「さど食の陣」ですが、今回は19の出店がありました。今回の出店と商品は下記のとおりです。
- AWGP:マリトッツォ・いちご3姉妹
- 嶋屋製作所しまや:おしるこ
- edge S:フライドチキン・ホットドッグ
- もつ煮本舗:もつ煮
- あんあん村:のり巻き・いなり寿司
- Hearts:こめこクレープ
- SaRiis:キッズアクセサリー
- 相川岩百合:手作りパン(3個)
- かにっこ:かにめし
- あかねこたろう わたあめ屋:わたあめ
- みっくす☆らいす:佐渡産和牛コロッケ
- そば処 輿左エ門(よざえもん):フィッシュバーガー
- こなもん屋 纏(まとい):たこ焼き
- 牡蠣料理あきつ丸:牡蠣の殻焼き
- Brillian:さどのめぐみっ茶
- 佐渡発酵:佐渡の甘酒「麹のおちち」
- 佐渡汽船商事:佐渡牛炙り丼
- Sado Kitchen:あごだしらーめん
- 大崎そばの会:大崎そば
さど食の陣では顔なじみとなった出店もありますが、今回初出店も多い印象です。マリトッツォやおしるこ、わたあめなどのデザートも色々出ていたので、子ども連れの家族にも良いイベントでした。
佐渡名産の牡蠣に佐渡牛、麹を活かした出店もあり、佐渡のグルメイベントらしくなっていました。3日間の開催でしたが、幸い連日好天にも恵まれており、桜を見ながらのお祭りは例年にない趣もありました。
今回食べられたグルメは8種類!
今回私がイベントに参加したのは最終日の4月15日でした。というのも、13・14日は混雑が予想され、比較的自由に行動できる最終日を選択しての参加です。
そば粉100%の大崎そば
会場をぐるりと回り、まずは佐渡市羽茂の名物である「大崎そば」を食べました。大崎そばは地元でも毎年ニュースになり、そばを食べるというイベントも開催されています。
今回はそば粉を100%使用した大崎そばを頂き、そば粉の風味を楽しみました。非常にコシのある面に、あっさりした味のつゆ、薬味のネギがマッチしてつるりと食べられる美味しいそばでした。
その場で手打ちして出されるため、そばの風味はさらに出ていますよ!
そばとパスタの店 輿左エ門のカレリタン
カレリタンは輿左エ門のオリジナル商品で、名前の通りカレー+ナポリタンという組み合わせのパスタです。メインはナポリタンで、上にキーマカレーのような固めのカレーがかかっています。
非常に食べ応えがあり、2人で食べて丁度良いくらいのボリューミーさです!食べ盛りの子どもや大人の男性にピッタリでしょう!
トビウオ出汁のあごだしラーメン
続いてはまたしても麺類ですが、トビウオで出汁を取ったあごだしラーメンです。トビウオは佐渡近海で獲れやすく、佐渡の名物として知られています。
トビウオ出汁のラーメンはしょうゆベースのスープに、トビウオの旨味が出たあっさりとしたラーメンです。新潟県のラーメンは濃い目や脂多めの味付けが多い中、珍しくあっさりしたしょうゆラーメンに仕上がっています。
こなもん屋 纏のたこ焼き
過去の佐渡食の陣やB級グルメのグランプリで受賞も経験しているたこ焼きです。シンプルなたこ焼きだけでなく、つけダレのたこ焼き、塩たこ焼き、ワサビ入りなど色々なバリエーションを楽しめます。
さど食の陣ではおなじみの出店ですから、知っている方も多いでしょう。たこ焼きは6個入りで衣もタコも満足できるボリュームがあります。
私の前に並んでいた子ども連れの方は、6箱買って帰っていきました。金井地区にお店も構えているので、たこ焼きが食べたくなったら行ってみてください!
しまやの桜蒸しどら
佐渡のお菓子製造会社である「しまや」からは、季節限定の「桜蒸しどら」などのお菓子が出店で販売していました。春らしく桜を押し花のようにあしらい、花の香りも漂う蒸しどらです。
通常のどら焼きと違って蒸しているため、しつこさがなく、あっさりとして食べやすいスイーツでした。中身が白あんとなっており、食べやすさと見た目の可愛らしさ、洋菓子のような味わいがありました。
他にも、しまや製のお菓子が色々ありましたが、全部買うには量が多くて買い切れませんでした…。
佐渡市関の酒造が作った麹のジャム
佐渡市の北部にある関地区にある佐渡発酵がオリジナルで作成し、東京でも売られている「麹のおちち」です。元々日本酒や甘酒を作っていたそうですが、甘酒に使う麹を元にジャムを作ったようです。
東京にも出荷するほど人気があり、佐渡では一部の店舗でしか売られていません。麹のジャムは初めて食べましたが、ほんのりとした甘さとわずかな酸味があり、非常に食べやすいジャムでした。
普段は甘酒が苦手な私でも美味しく頂けたので、甘酒が飲めない方でも食べやすいでしょう。舌触りはヨーグルトのようですが酸味は控えめなので、ヨーグルトを食べられない人にもおすすめです!
サドノフルーツハーブティ
Brillianがオリジナルでブレンドしたハーブティです。ル・レクチェやシャインマスカット、レモン、ユズなど新潟県の名産をふんだん使ったハーブティです。
箱のデザインも素敵で、どのような味わいなのかも気になったので衝動買いしました。ハーブティは薬品のような香りが苦手な方もいるでしょうが、このハーブティはそれほど強い香りはありませんでした。
飲んでみるとジャスミンティーにも少し似ていますが、より飲みやすく洗練された風味のハーブティです。
番外編 田中餅店のとち餅
佐渡では知る人ぞ知る「田中餅店」のとち餅は、キメの細かいこしあんと、あんに包まれた柔らかな餅が相性抜群の一品です。生産数が少ないのか、スーパーなどの売り場で見かけることも珍しい特徴があります。
今回はさど食の陣ということで生産したのか、出店にはいくつか並んでいました。佐渡に住んでいてもたまにしか食べられないほど、希少価値のある和菓子なので、今回見つけられたのは幸運でした!
時々スーパーの和菓子コーナーに並んでいるので、見かけたらぜひ購入してみてください!
最後に
今回は定期的に佐渡でイベントとして行われている「さど食の陣」についてピックアップしました!毎年恒例となってきたこのイベント、毎回島内・島外問わず色々なグルメを楽しめるので嬉しいですね!
昨今のコロナ禍がある程度落ち着いてきたら、もっと色々なグルメが集まってくるはずです。次回の「さど食の陣」も楽しみにしましょう!